06/11/29(水) 18:18
ルイーズに訪れた恋は…
ストーリー・
コロンビア大学芸術学部の入学選考部で部長を務めるルイーズは39歳の独身女性。同じ大学の教授ピーターと離婚したばかりのルイーズだったが、2人はいまでも友人同士。そんなある日、彼女は一通の願書に目を奪われる。そこには、スコット・ファインスタウトという亡くなった初恋の男性の名前が記されていたのだ。思わず特別に個人面接をセッティングしてしまうルイーズ。そして現われたのは、20年前に亡くなった恋人とまるで瓜二つの青年だった。ほどなく2人は恋に落ちるが、15歳も年の離れた恋人の出現に喜びを覚えながらも、一抹の不安を隠せないルイーズだった。
感想・
設定自体は面白い。過去の、しかも一番の恋人だった彼にそっくりの男が突然主人公の前に舞い降りる。とはいえ年の差で愕然、ついでに彼らの身分は入学部長とその生徒。すぐさまその場で濃厚な時間を過ごし・・・これは新世代のしかも見方を変えた『卒業』なのか?と思いきや、ここからが次第に急降下。さわりこそ興味そそられるものの、ここから描かれるのは年増女の夢と理想の狭間で迷う孤独な自己陶酔。若い男に走るか、それとも元夫に戻るか、延々と退屈な話が続くものの、ハッとさせられる会話でなんとか映画は軌道に戻る。シュチュエーションを活かして若い男を鏡の前に立たせて自分と結婚して40歳になった時を想像させられる、普通の生活だけれどこんなに痛々しいなんて。たまにハッとさせられる台詞や話が繰り広げられるが、それでも面白い設定は100%生かされず、結局女の自己陶酔で終わるのがなんとも残念だ。主役のローラ・リニーやトファー・グレースたちが面白い演技を繰り広げているだけにさらに残念さが際立つ。
【画像はアメリカ版ポスター】
カテゴリ:映画感想文
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