06/11/28(火) 18:30
テキサス・チェーンソー ビギニング
ストーリー・
ベトナム戦争が激化する1969年。18歳のディーンとその兄エリックは、ベトナムへと旅立つ前の最後の週末に、それぞれのガールフレンド、ベイリーとクリッシーを伴いテキサス縦断の旅へと繰り出した。しかし途中で、暴力的なバイカーのカップル、ホールデンとアレックスに出くわし、追ってくる彼らから逃げようとして、4人の乗った車は事故に遭ってしまう。車外に投げ出されたクリッシーが茂みに隠れ様子をうかがっていると、車内に取り残された3人がアレックスに脅されているところに、保安官のホイトがやって来る。そして、いきなりアレックスを射殺し、エリックたち3人をパトカーの後部座席に押し込むと、そのまま連れ去ってしまうのだった…。
感想・
―プリクエルの存在価値を考えて―
2003年に公開された『テキサス・チェーンソー』の続編を作らずにわざわざ前日談であるレザーフェイスの誕生を描いた作品。とくればレザーフェイスが何故にあそこまで残酷非常冷徹モンスター化したのかが気になるところ。しかしせっかくの前日談にもかかわらずレザーフェイスの生まれる瞬間があまりにもあっさりと過ぎ去ってしまう。そんなプリクエルを描いた作品ならではの味が全く持ってない本作は血みどろの嵐、怒涛の如く残忍で非道なレザーフェイスが人間の心を無くす瞬間なんて一切描かれず、彼がこんなモンスターになったのは育ての親のホイトの一貫したキチガイぶりだけであるという一方的な展開には少々ウンザリしてしまう。
生まれた瞬間から彼はもうモンスターだったの如く、母体から出てくるシーンもまるでダミアンでも生まれてきそうなおもわせぶりで、そりゃこの変人一家に育て上げられればどんな子どももモンスターになるという運命…ってそれでは全くプリクエルとして機能していないじゃないですか!
致命的なレザーフェイスの【何故】をスルーしてやりたかったシーンは恐らく人畜無害なヒッピー青年を打ち殺し顔を剥いで自分の顔に縫いこむシーンと、初めてチェーンソーで人殺しをするシーンだけではないか。レザーフェイスに人間味など求めてはいないが、こういうモンスターになる理由が環境要因だけで結局生まれた瞬間か操り人形だった、なんてプリクエルの長所である神秘性やキャラの深みの増幅が無く、プリクエルを描く意味が皆無である。
変人は変人、そう盲目的に閉ざされてしまうのなら別に続編でも良かったのでは?と思ってしまうが多分変人は変人なら生まれたときから変人だしプリクエルでも機能するジャン、とでも製作側は思ったのか。いやだからそれではプリクエルの存在価値が根本的に無くなってしまうのだけれど・・・
【画像はアメリカ版ポスター】
カテゴリ:映画感想文
- まかろに 06/11/28(火) 20:23
- こんばんは。
内容はまぁまぁ。満足に至らず...
そういった心境かな〜僕は。
そういえば、本作の監督が13金の第11作目をとるらしいですねw - Gフェイス 06/11/28(火) 21:41
- 宣伝の公約を果たしていなかった。
でも前作で出来なかった事を殆ど全部やってくれた所が個人的に好き。 - ジョーカー【JOKER】 06/11/29(水) 16:35
- テキサス・チェーンソーはオリジナルのザラついた埃っぽいけど生々しいあの映像で撮るべき
- ジム 06/12/10(日) 23:28
- >まかろにさん
最近リメイクホラー映画多いですよね。
ヒッチャーもウィカーマンもリメイクされるしね。
>Gフェイスさん
グロ描写は極限までやっちゃったよね。
よっぽど日本公開が危ぶまれたソウ3よりも描写がきつかったな〜
>ジョーカー【JOKER】さん
マイケル・ベイ製作なんでカット割りが多いコマーシャル風映画なのは仕方ないよ。
| PS3買ってから二週間・・・ ≪ 06/11/27(月) 17:16 | ≫ 氷の微笑2 06/11/28(火) 20:10 |